神子元島にダイビングに行こう!!
神子元島?そこにはどんな海よ生き物に会えて、どんなダイバーが行けるの?
神子元島というダイビングポイントはご存じですか?
神子元島は、日本でも格別でファンタスティックなダイビングポイントとしてとても有名です。
テレビでもよく放送されていました。
これから、神子元島とは、どんなダイビングポイントなのかやどんなダイバーが行けるのか?、また行くために必要なスキル、行く方法についてご紹介します。
最後までご覧ください^^
神子元島
場所
神子元島は伊豆半島の弓ヶ浜から約8kmほど沖合にある灯台が立っているだけの小さな無人島です。その島の周辺は暗礁が多く、海路の難所であることから、古くから海上航海の要所となっています。
灯台が目印ですね!
神子元島沖で見られる海の生物たち
神子元島周辺の海域は外洋のため、黒潮の影響を受けます。ブリ、カンパチ、ワラサ、ヒラマサ等の回遊魚、メジロザメ、カマストガリザメ、ニタリ、タイガーシャーク等の各種サメ、モロコ(クエ)アオブダイ等の根付きの大型魚、アオウミガメ、アカウミガメ、アカエイ、トビエイ等の各種エイなどの「大物」と呼ばれているものから、イサキ、タカベ、メジナ、ニザダイ、各種チョウチョウウオ、タテジマキンチャクダイ(幼魚)やモンガラカワハギ等の「季節来遊魚」と呼ばれているものまで、魚の種類、魚群も多く、魚影が濃いのが特徴で、ポテンシャルの非常に高い海です。
イチオシは、一年を通して見られるハンマーヘッドシャーク!!また最近では、マンボウやジンベイザメも出現する驚愕のポイントです!
出会ってみたい海の生物がいっぱい!!
難易度
★★★
神子元島が潜れるようになれば、世界中のある程度の難易度の高い海を潜ることができるようになると言われています。
参加条件
経験本数30本以上なおかつブランクが1年未満の方
(神子元島ダイビング組合の規定による)
※海遊社の場合、経験本数50本未満、又、半年以上のブランクのある方は不可。
その他ショップによって、上記以外にランクの制限がある場合があります。
神子元島を潜るおすすめシーズン
春(2月~5月)はカンパチ、ワラサなどの大型の回遊魚が群れを成して泳ぐ、迫力の光景が見られます。 夏~秋(6月~10月)はハンマーヘッドシャークのベストシーズン! !7月ごろには、Aポイントにハンマーヘッドシャークの群れが出たり入ったり繰り返しする様子が見られます!11月以降は透明度がさらに安定します。また近年の水温上昇に伴って、冬場でもハンマーの目撃されていて一年を通してハンマーヘッドシャークの群れが見られます。
ポイント紹介
実際に現地についてから潜るポイントを決めることも多いですが、事前に知識があることに越したことはありません。潜る前にポイントの確認をしましょう!!
(出所)海遊社HP
カメ根
平均水深20m前後
ハンマーヘッド、メジロザメ等の遭遇率NO.1ポイント。南北に根が連なり、下り潮、上げ潮共に影響を大きく受けるため魚影も濃い。エントリーポイントから南に出て、中層を流しながらダイビングをする。
タカベやイサキから、ワラサやカンパチなどの回遊魚も多く見られる。潮の流れが速く、ダウンカレントが発生しやすく、エリア規制やエキジット規制もかかることがある。
何度潜っても楽しいのがカメ根!
ジャブ根(青根)
平均水深20m前後
ダイナミックな水中景観をしているので、
360度次々を現れる大小様々な形の点在している根を見ながら中層を移動して浮上するダイビングスタイルが多い。地形だけでなく魚影も濃く、ワラサ、カンパチなどの回遊魚の他に、ハンマーヘッド、メジロザメの遭遇率も比較的高い。
私は、ジャブ根でドリフトするのが好きです!!
白根
平均水深18m前後
カメ根やジャブ根とは対照的に白砂・ゴロタ混じりの平坦なポイント。地形の雰囲気からイージーと感じを受けるが、流れる時には相当速い潮が突っ込んでくエントリー後に北へ出てゆき、中層を流しながら浮上するダイビングスタイルが多い。
江ノ口
平均水深20m前後
「神子元島のスタンダード」といっても
いいポイント。北風や東風が強い時などに利用する。西方向に「カド根」という大きな根があり、そこで根待ちをし、その後にそのまま浮上するのが基本的なダイ
ビングスタイルとなっている。イサキ、タカベ、カンパチなど回遊魚等が高確率で目撃することができる。
実際潜るにあたった必要なことは
神子元島沖でボート&ドリフトダイビングを行います。
激流の場所にハンマーヘッドシャークの出現は少なく、流れがある場所と緩んでいる場所の中間にに多いことがわかってきています。
前提
◇体調管理を万全に!寝不足NG
神子元島に限らず、体調管理を徹底してください。
また最低でも5時間の睡眠をとります。
寝不足では、いざという時の状況判断ができなく、また判断に時間を要することになります。
的確な判断ができるよう準備をしておきましょう。
◇船酔い対策
港から出船して神子元島のポイントまで20-30分ほど時間がかかります(利用するボート、海況による)。
万全な船酔い対策をしておくのがいいでしょう。
◇怪我しない
出船すると、沖に戻ってくるまで時間がかかります。タンクで手足を挟んだり、ボートのドアに手を挟んだりしないように注意です。
◇忘れ物NG
忘れ物をすると、取りに戻れません。
ダイブコンピュータや器材の忘れ物には十分に注意しましょう。
また、船の隙間に落とさないように、風等で飛ばされないようにしましょう!!
◇船長さんたちやガイドの声•話く
エントリーは、ボートに乗っている全員が船の後ろから一斉にします。ボート内でポイントが分かれる場合は、分けて行うこともあります。
ボートが止まってから、エントリーの準備とエントリーです。アナウンスを聞きましょう。
◇手際よく動く
ボートの大きさや、その時の参加人数によって変わりますが、10-50人ほどの参加者がいます。
エキジットしたら船の前に速やかに移動したり、港に着いたらタンクや器材を出し入れしたりするなど、手際のよさは欠かせません。
ダイビングでは
◇バディシステム遵守
バディシステムを徹底します。
潜る前の器材セッティングやバディとコミュニケーションをとること、水中でバディと逸れないことなどダイビングの基本を遵守します。
タンクの種類
スチールタンクとアルミタンクを選ぶことができます。アルミタンクの場合、スチールタンクを使う時よりより1-2kgウエイトの重さを足します。ダイビングの後半エアーが少なくなると浮いてきます。
ジャイアントスライドエントリー
エントリーは、ボートの後ろからジャイアントスライドエントリーです。
このやり方を練習しておきましょう。
素早く的確なフリー潜降
中性浮力が取れ、泳げること
ロストしない
エア切れしないようにする
エア切れの緊急手順をおさらい
時間を守る
35分完全浮上
無限圧限界時間を守る
安全停止•減圧停止
海について
中層を泳ぐドリフト
地形
潮の流れ
アゲインストで泳ぐ
根待ち
ダウンカレント&アップカレント
潜れる条件
風速
南風が10m以内であること。
北風は15m以内であること。
潮の流れの速さ
神子元島を潜る時に必ず必要なもの
ダイブコンピュータ
緊急フロート
音が鳴るもの(緊急ベル、カンカン棒など)
あるといいもの
スーパーミュー、バラクーダフィン
カレントフック
では、神子元島にダイビングに行ってきます!!
ダイビングのスキルに不安がある方は、
ぜひお近くのSNSIショップにお尋ねください。
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