ライセンス指導団体について

ライセンス
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ダイビングを調べると、いろんなアルファベットが出てきて、何を言っているかわからない。

どこでライセンスを取ると潜れるようになるの?

そんな疑問をいち早く解決します!

実際にこれをお伝えできる、ダイビングインストラクターは数少ないんです。

最後まで読んだら、アルファベットが何を意味しているかわかるようになり、安心して楽しくダイビングができるようになります。

アルファベットは、ズバリ、指導団体の略称!!

指導団体とは、ダイビングのライセンスを発行する民間の団体です。

日本では約30、世界では、約2,000あると言われています。

なぜなら、国などの許可があるわけでもなく勝手に団体を作って、

ライセンスを発行することができるからです。

とは、言ってもそれ以上にライセンスを発行する機関がないため、現在ではそれらのライセンスはとても効力を持っています。

例えば、日本でよく耳にするものとして、PADI,NAUI,SNSI,SSI,BSACなどがあります。

いろんな国や地域でそのライセンスを各自持っているだけでダイビングができるように

世界共通語の英語表記のものが多く、

世界各国で作られた英語表記の指導団体の名称がたくさんあります。

日本でよく耳にする指導団体は、国際的なISO基準を満たしているのです。

ライセンスはどこのものがいいの?

結論からいうと、国内国外で通用するライセンスであれば、

どのライセンスでも大丈夫です!!

ダイビングは、結局どこのライセンスを持っているかよりも、

ダイバーがちゃんとセーフティに海を潜れる能力があるかの方が重要!!!

理由は3つ!!

①民間の団体が発行するライセンス

まず、先ほど記載しましたが、勝手に作った民間の団体が発行しているライセンスだからです。独自で指導団体を作ってライセンス発行できてしまうのが現状。

②­有効期限はなく一生もの!?

次に、有効期限や更新が全くないから。つまり取得したら、それっきりで、永久不滅のライセンスなんです。わかりやすく言うとライセンスは受講終了の証明書のようなもの。

例えば、運転免許を持っているだけだとペーパードライバーと言われ、ダイビングも同じペーパーダイバー(そんな言葉は実際にありませんが)と言われてしまいます。

英語でいうと、TOEICテスト800点取ったけど、英語を話すことができません。と言っているのとおんなじ。そんなのカッコ悪いですよね?!

ただの証明書を永久不滅で持っている分にはいいけれど、実際はそれを活用できないと意味がないです。ブランクができて知識やスキルを維持することは難しく、安心安全にダイビングをするとは言えないですよね。

③クロスオーバーができる

最後に、クロスオーバーできるからです。ダイビングのライセンスには、レベルがあります。

クロスオーバーとは、各団体のレベルに合わせて、指導団体を移すことができる仕組みです。

例えば、BSACのオーシャンダイバーが、PADIのオープンウォターダイバーに変換できるなどです。

最終的には、このクラスオーバーという制度を使えば、どこでライセンスをとっても同じレベルのライセンスに変更できるというわけです。(ライセンス人生のため費用はかかります。)

安心安全に潜るには、、、

スキルを高めて定着させる!!

何事もこれに尽きますね^^

とは、言ってもどうしたらいいのかな?

指導に力を入れている指導団体SNSIのライセンスを取る

着実なスキルのあるダイバーになるなら指導団体のSNSIでライセンスを取るべし!!

わたしもSNSIの指導団体からダイビングを始めたよ♡

ダイビング指導団体「SNSIScuba and Nitrox Safety International)」は、スキューバダイビングの本場であるイタリアで1994年に創設されました。日本には2017年に初上陸。それから、質の高い講習で確実なダイビングスキルが身につけられるダイビング指導団体として今もっとも注目されています。

SNSIは、高い品質と実績からイタリア政府に指定された唯一の国家認証機関「Accredia」からUNITER(UNI)を通じて、国際的なISO基準を満たしています。

✳︎全国のSNSI加盟店リストはこちら

SNSIのここがすごい!!

①圧倒的な­インストラクターの質の高さ

ご覧いただきたいのは、これがインストラクターマニュアルです。

マニュアルだけで約300ページ、さらにSNSIのトレーニング基準が約100ページとインストラクターワークブックが約110ページもあります。

当たり前ですが、インストラクターになってももう勉強です。指導者というのは、「指」でその先へを示して「教えて導く」「者」です!だから、誰よりも先に行っていないといけないし、教えて導けるだけのスキルがないといけない。それは、何もしなくては廃れてしまうので、日々学ぶことに尽きます。そして、すごいのが、机上の勉強だけではないんです。

水中スキルも指導レベルもどんどん上がっていきます。

 

これだけ指導力のあるインストラクターから学び実践することで、質の高いダイバーになれるんです。

②オープンウォーターダイバーライセンスから、中性浮力を強化
③国際基準以上のコース充実したコース内容
④ステップアップが豊富にできる

定期的にツアーに参加する

一度やっただけでは、スキルは定着しません。何回も練習・実践することで、体が自然に覚え、自身のスキルとして身についていきます。

例えば小さい頃、たくさん練習した自転車!きっと自分一人で乗れるようになるまで何回も転びながら練習したはずです!

今ちゃんと乗れるのは、昔痛い思いをしながらでもたくさん練習して体が考えなくても乗れるように覚えたから。ちゃんと練習が体に染み込んだ証拠ですね。

ダイビングは特に、日常では体験できないことばかり。海に行って潜る以外、スキルを維持・向上させる方法はないんです。

なので、ライセンスを取得したショップやスクールが開催しているファンダイビングツアーに定期的に参加したり、現地で潜ったりしてください。取得してすぐがスポンジのように1番吸収力がありどんどん成長でき、スキルが定着してくるはずです。1ヶ月から半年で20本ほど潜れるといいですね。

おすすめは、ライセンスを取得したショップやスクールで一定の本数を潜ること!!

その間は、ファンダイビングであっても、苦手部分の克服やスキルの修正などを見てくれてアドバンスをたくさんもらえますよ。

ランクアップを目指す

それぞれの指導団体の認定証(Cカード)には、ダイバーレベルを示すフローチャートがあります。

こちらは、指導団体PADI

こちらが、指導団体SNSI

それぞれの目的やレベルに合ったステップアップしたい人向けのコースがあり、そのコースを受講して無事認定されるとランクアップした認定証を受け取ることができます。

車のライセンスで例えると、「第一種運転免許」を取得したあとに、バスやタクシーのように“事業で人を乗せてお客様からその対価であるお金を頂くという目的の場合”に「第二種運転免許」が必要になります。

ダイビングにも同じように、指導団体SNSIのオープンウォーターダイバーのライセンスを取得して、次のレベルのアドバンスウォーターダイバーの講習を受講してライセンスを取得してランクアップできます。

運転免許との大きな違いは、スキップができないこと。いきなりオープンウォーターダイバーのライセンスを持っている人が、プロのダイブマスターのライセンスコースを受講することはできません。一つひとつステップアップしていくしか他なりません。

ランクアップするメリット

①ランクアップすると、海の楽しみ方が格段に上がります!!

スポーツがつまらないのはへたっぴだからという言葉がありますね。ダイビングこそへたっぴだとその一回のダイビングの5割程度しか楽しめてないのでは。

耳抜きが上手くできないだけで深場に潜降できなかったり、ホバーリングができなくてせっかくの水中写真がぶれぶれだったり、泳力がなくて追いつける距離にいた珍しい回遊魚に近づかなかったり、なんて残念なことも。

これならまだ良い方ですが、ドライスーツが上手く着こなせず安全停止前に急浮上してしまったり、中性浮力が取れずに水深40mに落っこちてしまったり、と身の危険につながるものもあります。

これらは、全部わたしの過去の苦い経験です。しかし、着実な経験本数を潜り、ランクアップしたダイバーになったからこそいろんな海を思う存分楽しんでいます。

もちろん、こんなダイブプロでさえも、初めて潜る秘境の海やブランクが空いてしまったり、新しくした浮力たっぷりのスーツを着たりした時には、とっても負荷がかかっています。

また、ダイビングにはスキルがたくさんあり万が一の緊急時のもありますから、忘れないように心しておく必要があります。

話は戻りますが、ダイビングを楽しむには、ランクアップがかかせません。

もちろん、ランクアップをせずに同じ海を何本、何十本と潜ることもできます。

例えば、オープンウォーターダイバーのライセンスで波もうねりもない最大水深15mのダイブタイム30分のビーチダイビングという同じ状況の海に、年に20-30本潜ることですね。

その結果、潜降が上手くなったり泳力がついたり中性浮力が爆発的に取れるようになったり、ということはありません。

なぜなら、そんな海では、それらのスキルを精度を高めて使う必要がないから。

必要がなければ、練習しなくなります。

そうすると、せっかく習ったスキルも廃れてしまうんです。もったいないですよね。

②どんな状況の海でも潜れる

③チェック ダイブなんてへっちゃらに

まとめ

ダイビングは、どこでライセンスを取るよりも

まず自分を安全に守ることができるようなダイバーになれる

スクールやショップで自身のスキルを磨きスキルアップしていきましょう!!

食いっぱぐれのないスキルがあれば、

仮にプランができて時間が経ったとしても、海を思う存分楽しめるでしょう!見たこともない素晴らしい海の景色が堪能できますよ^^*

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